土田 恭史 Takashi Tsuchida
学 位 博 士(心理学) 目白大学
臨床心理士(第14304号)
公認心理師(第1697号)
目白大学心理カウンセリングセンター非常勤相談員
目白大学非常勤講師(スーパーバイザー)
日本芸術療法学会理事
みなさまへ
人は誰しも、誰にも話せない悩みや苦痛を抱えて生きています。
悩みの大小は問題ではありません。苦痛と思うことは、その人にとって苦痛であるのです。一人一人の人生には、個別のの背景や悩み、願いがあります。時には言葉にしづらい感情や、胸の内に秘められた思いが、私達の日常に影響します。そんな繊細な心の声に、真摯に耳を傾けることが、カウンセリングの始まりです。
心のケアは、細やかな対応と深い理解が求められる分野です。当相談室では、じっくりとお話を伺い、それぞれのニーズに合わせたカウンセリングを提供することで、心の成長と自己決定をサポートします。
主な経歴
臨床心理士・公認心理師・心理学博士としての三つの資格を持つ私は、目白大学心理カウンセリングセンターを中心に、15年以上にわたり子供から大人までの多様な心の問題に対応。私立の小中一貫校の学生カウンセラーや心療内科での臨床心理士としての経験。カウンセリング心理学と絵画療法の専門家として、適応障害、うつ病、不登校、パーソナリティ障害、発達障害など、さまざまな悩みを抱える方々の相談と支援に全力を尽くしています。私のアプローチは、支持的心理療法を基盤にしながらも、絵画療法などの独自の方法を取り入れた折衷的手法を使用しています。
所属学会
日本心理臨床学会
日本青年期精神療法学会
日本芸術療法学会(理事)
主な業績
- セックス依存症(Sexual Addiction)の新展開─安定した男女関係・家庭生活を営む〈既婚者〉のセックス依存症─ 臨床精神医学 49(11) 2020
- 「ぼちぼちいきる」ために心理ができること ~発達障害などの治療目標もしくは治療方針の考え方 青年期精神療法学会第37回大会 シンポジウム パネリスト
- 青年期の二次障害による少女的退却ー軽度発達障害者の肯定的自己愛獲得のためのエンパワメント 日本青年期精神療法学会誌 15(1), 67-82.2019
- セックス依存症の精神療法 及川卓・土田恭史 精神療法第44(5) p.611-616, 2018
- 「今と将来」法における反応パターン分類に関する研究 : 同一性と自我機能の観点より 土田 恭史 , 田中 勝博 日本芸術療法学会誌 48(1), 80-87, 2017
- 橋画(Bridge Drawing)の描画特徴とその評価に関する研究 田中 勝博 , 土田 恭史 , 野沢 美紗 , 菅谷 正史 日本芸術療法学会誌 47(1), 71-79, 2016
- 「今と将来」法による描画後体験や気分感情へ 及ぼす影響に関する研究 土田 恭史 , 田中 勝博 , 今野 裕之 , 菅谷 正史 目白大学心理学研究 11, 29-39,2015
- 描画体験の評価に関する尺度の作成の試み 土田 恭史 , 田中 勝博 , 今野 裕之 [他] , 目白大学心理学研究 (8), 23-33, 2012
- 卵画と洞窟画における描画後質問(PDI)の作成に関する研究 田中 勝博 , 土田 恭史 , 今野 裕之他 目白大学心理学研究 (8), 1-14, 2012
- 大学生の職業決定と自我発達との関連 土田 恭史 , 平部 正樹 , 田島 佐登史 , 川原 正人 目白大学心理学研究 (6), 13-24, 20
- 感情表現と健康行動との関連--感情抑制が健康行動エフィカシーに及ぼす影響の検討 土田 恭史 カウンセリング研究 40(1), 51-58, 2007
- 行動調整におけるセルフモニタリング : 認知行動的セルフモニタリング尺度の作成 土田 恭史 , 福島 脩美 目白大学心理学研究 (3), 85-93, 2007 他