お子さんの学習習慣のために

ひがしすみだカウンセリングルームです。
今日は子供の学習習慣の形成について考えます。

 小学校の1,2年は学習習慣を付ける上で非常に重要な時期です。このとき「やりなさい」といってやらせると言うことをしがちですが、「やらせる-やる」という形では、やらせようとすると嫌がると言う反応がしばしば起こります。できれば「勉強をする-楽しい」と言う形になる方が、子どもの自主的な学習習慣を付けていく上で良いのではないでしょうか。例えば自発的に宿題をやろうとしたとか、ノートを出して準備したといった小さな行動を「良く出来たね」と認めることで、学習に取り組む態度が形成されやすくなります。

○お子さん自身に考えてもらう
 褒めるところがないと言われる方が多いですが、このような自発的な行動を認めあげることは、お子さんの褒めるポイントを見つけやすくなります。
 たとえば「今何をやる時間だっけ」「次は何をやる時間だっけ」と子どもに尋ね、考えさせることで、子どもの自発性が養われます。やるべきことが答えられたら「そうだね」といってあげる。そして、「教科書が出せたね」「静かに勉強できたね」「集中して取り組めたね」といったことを取り出して認めることで、子どもの学習の意欲が出てきます。逆にまじめにやらないとか、気が散っているとかいったことに焦点を当ててしまうと、「勉強する=嫌なことをいわれる」となってしまい、ますます勉強に対する抵抗感が出来てしまいます。
 特に怒るだけで終わってしまうと、子どもは怒られたのは分かるけれど、何が良くなかったのか分からないと感じることが多いので、怒る時間は短くして、何が良くなく、代わりに何をするのが良いかを

○一緒に宿題をやる
 しかし、お子さんがまだ小さいときには自発的に勉強することが難しいので、勉強をしていても嫌な気持ちにならない時間を作ることが必要になってきます。これは、「保護者の方が勉強をみてあげる」ことがとても重要になります。忙しくて時間がないという方もあるかも知れませんが、1日15分で結構ですので、お子さんの勉強を見てあげるだけでもずいぶん違ってきます。
 このとき後ろに立ってあれこれいうのでなくて、子どもの隣に座って、一緒にやることが重要です。お子さんも安心して勉強に取り組むことが出来きますし、その時間は忙しいお父さんお母さんを独り占めできてとてもうれしく思うはずです。

○先回りを控える
 大人と違って子どもはまだ経験も乏しく、何をするべきかは分かっていてもうまく言葉に出来ないこともあります。なるべく子どもが言葉にすることを待ってあげて、うまく言えないときはお子さんが言わんとすることをまず言葉にしてあげることが重要です。

 

2018年01月24日