こころの温度計をはかってみよう

ひがしすみだカウンセリングルームです。今日は子供向けのストレス対処について考えます。

 ものごとを大げさに受け取ってしまって、やたらとみじめになったり、ひどく怒ってしまったりすることはだれにでもあります。小さなことを大きくとらえてしまうと、どんどんいやなきもちになっていきます。何かいやな目にあって、カッときそうになったら、目盛りが0から100までついた心の温度計を使ってみましょう。
 目盛りが0はいやなことの少ない平和な状態。目盛りが100は命の危機を感じるほど危険で悲惨な状態と考えます。
あなたの感じた「嫌なこと」は何度くらいになるでしょうか? 実際に起こったことの温度と、あなたが感じた温度は同じものですか? 人間はよく失敗をするので、時々温度を読み間違えてしまうことがあります。
  
○感情的になりすぎたらこころの温度計の目盛りを調べてみましょう。
 目盛りがさしているのは10、20、それとも30ですか? 60、70まで上がってしまったでしょうか? 怒ったり、気持ちが揺れてしまうときは、大げさに受け取りすぎないように目盛りは何度くらいか考えてみます。たいていはそんなに高くはないので、気が静まってきます。
 思い込みは怖いもので、ちょっと嫌だなというぐらいのことを、ひどいことだと思い込んでしまうと、本当にそう思えてきてしまいます。私たちは一度そう思い込むと、本当にそう感じてしまうようです。目盛りの横の枠の中にどんな気持ちだったか書いてみることで、自分の気持ちがよりわかりやすくなるかもしれません。

○二分間健康法
 からだの緊張をほぐすリラクゼーションを行うとからだもこころも健康になります。一日に何回か、およそ二分間の簡単なリラックスをやってみましょう。
からだを楽にして、力を抜いて深呼吸をする。それだけです。それもたった二分間。親子で試してみるのもいいでしょう。楽しいイメージを思い浮かべることもお忘れなく。
(出典:A.ラザルス&C.ラザルス 石井千春訳 こころの温度計 PHP)

2018年02月07日